前回の記事の続きです。まだ読んでいない方はぜひ前回の記事も読んでいただけるとうれしいです。
検定試験シリーズ① 日本語教育能力検定試験結果報告+勉強方法
1.はじめ
試験日が近づき緊張や不安もかなり高まってくると思います。私も実際にそうでした。ここまでくると勉強しまくってもそれらの感情は拭えないので、冷静に考えて必要な事をやるようにしました。
本記事では試験の前日と当日に私がやったこと、そしてやったほうがいいと思うことを書いていきます。
2.前日にやったこと
勉強せずにひたすらリラックス
試験前日までに皆さん結構勉強してきたと思います。イメージとしては樽の中に水が満杯になっている状態です。そこに水を足すと、水が溢れて水を足す前より少なくなるかもしれません。これまで勉強してきた内容も同じイメージで、焦りや緊張から何か新しいものを足そうとしてしまい、今まで覚えてきたものをかえって忘れてしまうかもしれません。
上述したように、どうあがいてもこれらの感情は拭えません。衝動的にむやみやたらに勉強するのであれば、しない方が賢明です。
前日も勉強が必要だと思っている受験者の方は、前日までにやっておくべき勉強量が足りてないということです。前日思いっきり休むために、勉強量を調整しましょう。
十分な睡眠
6時間から7時間くらいは睡眠をとりましょう。睡眠不足は思考力を著しく低下させます。
当日の試験問題は基本的に全て新出の問題なので、自分が勉強してきた事と関連づけて回答することが必要です。その関連づけの作業には思考力が必須です。
また全く予想していなかった問題が出ることもあります。そういうときには自分の経験や持っているものを使って回答をひらめくことも必要なスキルです。そういうひらめきを出すためにも、睡眠は本当に重要だと思います。
3.当日にやったこと・気をつけること
洋服は動きやすいもの
試験に全集中するために、集中を阻害するものは全て取っ払いましょう。暑い寒いはもちろん、何か動きにくいという違和感も集中を阻害すると思います。
試験では長時間鉛筆やシャープペンを持つので、書いているときに肘の部分がきつく感じたりするのは地味に気になると思います。私は当日ジャージで行きました。ファッションショーではないので、他人の目を気にせず自分が全集中できる洋服で行くことをおすすめします。(ちなみにスマホの通知が例になっていますが、集中していて、何かに阻害され集中が途切れて、また元の集中に戻るためには20〜30分ぐらいかかるらしいです。ソース:https://youtu.be/mdFd5QoLbrI?t=212)
他の受験者とは話さない
理由は他の受験者のでき具合に一喜一憂する可能性があるからです。
例えば、手ごたえがなかった時に周りの人たちが「簡単だったじゃん」と言った場合どういう心理状態になりますか?きっと多くの人は不安になったり、ネガティブな心理状態になると思います。その状態で次の試験を受けるのってどうでしょう。
しかし周りの人はそれを話している可能性もあるので、試験が終わったらイヤホンをつけて音楽を流して、そういった無駄な情報は遮断しましょう!外に出るのも良いと思います。
瞑想
瞑想と聞いて何か難しく感じるかもしれませんが、私が実践した事は誰にでもできることだと思います。方法は、目を閉じて、頭の中に入っているこれまで勉強してきたことや経験をきれいに本棚に収納していくイメージです。時間は5分ぐらいでいいと思います。
現実世界に置き換えても、欲しい情報がきれいにラベリングされて整理されていると取りやすいですよね。その逆を言えば、床に散乱している資料の中から欲しい情報を探すのは時間がかかるし、見つからない可能性も高いですよね。これを自分の心の中でも行うということです。
もしかしたら周りの人からは「あの人目をつぶって何をしてんの」って思われるかもしれませんが、どうせ今後会わない人たちなのでそんなこと気にしなくてもいいです(笑)また瞑想には邪念を取り払うという効果もあるので、必要な情報だけを頭に残し、残りの余白の部分でひらめきをより活性化させることも期待できます。
4.まとめ
個人的に、勉強の部分に関しては前日までに全て終わらせるべきだと考えています。
そして試験合格のためには知識や技術だけではなく、体調や精神的な部分も必要だと思っています。このバランスが崩れると知識や技術だけに頼ろうとします。スポーツ選手を例に出すと、ひたすら練習だけして睡眠をとらないで大会に出る選手はいないと思います。
勉強はもちろん、万全のコンディションで試験に臨むことも試験合格のために必要なことだと思います。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます🙇♂️
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