授業の資料等は階層的に整理しよう - EduJapa!さんの動画を参考に

2020/11/05

ICT教育/ツール 授業術

t f B! P L

 


1.はじめ

日本語教育で使える素晴らしい動画を投稿していらっしゃるEduJapa!さんの動画を参考にしました。

今回参考にしたのはこの動画です↓

「ビット文字をGoogle Classroomに使うBitmoji Classroom|シェアの仕方にコツがいるので、解説します」

私は整理整頓が大好きで、関連しているものが一緒のグループになっていないと違和感があります(例えば英語のレッスンで使うテキストが別々の本棚にあったりすると、同じ本棚に置きたくなります)。

データやパソコン内のファイル、ブックマークの場合も同様です。AクラスならAクラスの教材(スライドとかワークシートとか)、BクラスBクラスの教材としてまとめたいです。

同じグループとして無造作にまとめておくだけでは、量が多くなった時に探すのが大変になるので、EduJapa!さんの動画を参考に

  • レッスン(シラバス)一覧
    • 日毎のレッスン
      • 授業前に見てほしいもの(ここではビデオ)
      • 授業で使うもの(ここではスライド)
      • 宿題

のように階層的に置いてみました。一番の上の「レッスン(シラバス)一覧」だけシェアしておけば、きれいにそれぞれ辿れるという仕組みです。

2.階層的にするメリット

「レッスン(シラバス)一覧」だけシェアしておけば、きれいにそれぞれ辿れる」

上述したように、一つのスライドから全資料に辿れるようになります。しかも直感的に。

・目的の資料にアクセスしやすいから、復習もしやすい

オフラインをイメージしてみてください。目の前にきれいに教材(授業で使った資料、ワークシート、宿題とか)が揃っていると何をすればいいか見えやすいし、そこから勉強を始めることができるので、動きやすい(=勉強しやすい)ですよね。でもそれらの教材がバラバラに各本棚にあって、勉強を始める前に、それらの資料を探すとこから始めるとなると、腰が重くないですか?その結果探さない→勉強しないという…。みなさんこういう経験って一回くらいはあるんじゃないでしょうか?

3.試作品紹介

「試作品」

https://docs.google.com/presentation/d/1Pui3i_WoCDU4HcQCz2RN585r4fy_FuNL6inKFHEbqq0/preview?slide=id.p

(Twitterのブラウザで開くとうまく機能しないようなので、その場合は、SafariやChromeなどの別のブラウザに上記リンクをコピペしてみてください)

この記事のために形だけ作成したので、内容に関しては目をつぶっててください😅(←ちなみに美的センスはかなり無いです)順番に説明していきます。

レッスン(シラバス)一覧

日付とレッスン内容(トピック)を簡単に提示しました。ここに詰め込みすぎると「探す」という作業が出てくるので、シンプルにするのが良いかなと思います。ここで探すのめんどくさいって思われたら元も子もないですからね。

L1 - Nice to meet you! をクリックすると、上記の画像のページに飛びます。ここにその日(トピック)の教材がすべて集約してあります。「Video to watch before class 」のようにタイトルに指示も含めておけば、万が一言うのを忘れたとしても責任から逃れられます(笑)

学習者が一人で見ても分かるようにする」を念頭に置いておけば、作りやすくなるかもしれません。

授業前に見てほしいもの

Video to watch before classをクリックすると、Loomで作成したビデオに飛べるようにリンクを挿入してあります。別にビデオじゃなくても、資料でもなんでも良いと思います。

授業で使うもの

Slides for classをクリックすると、授業で使う資料に飛べます。授業前に配る場合はリンクを事前に挿入し、もし授業後に共有したい場合は授業後にリンクを挿入すれば良いと思います。

宿題

Assignmentをクリックすると、上の画像のように宿題の内容が表示されます。これだけ見れば、何すればいいか分かるようにしておくのも大切なことだと思います。

ちなみにFumiya Sankaiはフィリピンで超人気の日本人の芸能人?です。フィリピン人若年層で彼を知らない人はいないと思います😮

4.まとめ

オフラインの場合は教科書とプリントの二種類が主流だったので、学習者も教師も整理しやすいというか、整理する必要がなかったと思います。しかしオンラインになると方法やツールが無限にあるので、情報が洪水化する傾向があります。しっかりと整理してあげて、学習者が勉強しやすい環境を用意することも教師がやっておいた方がいいことだと思いますし、そうした環境整備が学習者の自律的な学習にも寄与するかもしれません。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます🙇‍♂️

5.追記 - 気づいたこと(2020/11/22)

色んなところに作りまくった資料が一つの場所にまとまって一元化されていると、やっぱり資料を見つけやすいということに改めて気づきました。テキスト毎に一つのスライドとして資料を整理しておけば、次のクラスを持つ時も、その次のクラスを持つときもリンク一つ渡すだけなので、かなり無駄を省けるのではないかと思います(=業務効率化)。
*もちろんクラス毎に教材や内容を修正、調整しなければなりませんが。

自己紹介

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フィリピン🇵🇭の語学学校で日本語・英語教師をしています。 日本語教育、言語教育、教育一般を中心に記事を書いています📝 I am Japanese/English teacher in the Philippines🇵🇭 I am writing my blogs from the point of view of a teacher📝 Theme I write is about "Language Education", "General Education" but sometimes other things✌️

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