1.はじめ
私は俗に言われるオタクではないですし、アニメもあまり観ません。日本語教師として社会科見学的なノリで行ってきました。
ちなみに1人ではなく、フィリピンで教えてた学習者が日本ですでに働いているので、私の日本帰国のタイミングでの再会もあって一緒に行ってきました。
2.入店まで
場所は知り合い(外国人の接客のために、メイドさんたちに英語を教えてた)に教えてもらった秋葉原の「@home cage」です。噂ですがぼったくりとか、怪しいメイドカフェもあるようなので、優良店を選ぶことをおすすめします。私が行ったので断言できますが、@home cafe は明瞭会計、優良店です。
コロナ禍による人数制限だったのか分かりませんが、整理券を取って、順番を待ちました。ちなみにここはビル全体がメイドカフェになっているようで、フロア毎に予約を取ります。フロア毎に内装やメイドさんが違うようです。私は「一番萌え萌えしているフロアどこですか?(笑)」って聞いて、6階を選びました。
意外とすぐに入店できました。
3.入店〜注文
初来店の人はまず注意や案内を読まされます。店内での写真撮影は基本NGです。オプションで写真撮影があったり、メイドさんのポロライド写真を買えたりするので、それはそうですよね。
お店の設定は「お屋敷」です。初来店の私達は「お屋敷に久しぶりに帰ってきたご主人さま」という設定で入ります。入店した時はもちろん、「おかえりなさいませ、ご主人さま♡」でした。やっと生のそれが聞けました(笑)。メイドさんも全員「お屋敷に久しぶりに帰ってきたご主人さま」という設定を貫き通していたのがすごかった。もちろん私達も「ただいま〜」と言いながら入店しました(笑)
基本的に1テーブルに1人のメイドさんが着いてくれて、私達のところにも「きつねちゃん」というメイドさんが着いてくれました。しかも外国人だった!!!超日本語上手でびっくり。設定を大切にしているので、あえて「どこの国の人?」「JLPTのレベル何?」とかの現実世界の質問をふざけて聞いてみましたが、全部キレイにかわされました。JLPTの話は多分向こうもリアルすぎて、びっくりしたのか結構笑ってました。ちなみに出身地は「天の川」だそうです(笑)
萌え萌えなトーンと口調で丁寧にシステムとか注文方法を教えてくれました。また席に着くと、自分がどう呼ばれたいか聞かれます。せっかく来たし私は「おにゃんこ」にしましたよ!(笑)お屋敷では下記のように注文します。
・ミックスジュース→みっくちゅじゅーちゅ
・ホット〇〇→あちゅあちゅ〇〇 等
全部萌え語?赤ちゃん言葉?っぽくなります。
ちなみにセットもあります。「ドリンク+写真撮影」とか「ドリンク+フード+写真撮影」等。私は「ドリンク+写真撮影」にしました。
本当はオムライス頼んでケチャップのやつやりたかったのですが、その前にラーメン二郎を食べたので胃袋が…(笑)
4.注文〜写真撮影(美味しくなる魔法??)
注文したドリンクが到着しました。みっくちゅじゅーちゅ。
ドリンクはカクテルを混ぜる時に使うシェイカーの中に入っています。グラスに注ぐ前に何色か当てるゲームをやって、楽しませてくれます。ドリンクの色は持ってくる度に違うようです。確かに同じもの頼んだ元学習者のものと私のものは色が違いました。ちなみに私は黄色と言ってバッチリ当てましたよ!(笑)
そして飲む前に魔法をかけます!!!!
コールアンドレスポンスです。メイドさんに続いて、猫の手をしながら繰り返します。
メイドさん:ワクワク♡
男3人(私達):ワクワク♡
メイドさん:ドキドキ♡
メイドさん:ドキドキ♡
男3人(私達):ニャンニャン♡
メイドさん:ニャンニャン♡・・・
メイドさんも一生懸命やってくれたので、私達も全力でやりましたよ!!!
そしてそれが終わると最後に念押しの「萌え萌えギュー♡」と言いながら手で♡を作って、光線を送るみたいにジュースめがけてやります。
確かに美味しかった…(笑)
きつねちゃんと色々話をして、盛り上がりついに時間が…(時間制でした)
終わる前に写真撮影。舞台に呼ばれてポロライドカメラで撮ってくれます。その写真がこちら!
最後は完全に虜になってたかも(笑)
写真撮影、お会計を終えて、いざ退店。ちゃんと「いってらっしゃいませ、ご主人さま♡」と見送られました。
5.まとめ
メイドカフェの感想ですが、普通に楽しかったです!女性のお客さんもいましたし、オタクっぽくない人もたくさんいました。サービス精神旺盛で、非日常が味わえる感じがいいのかな?
少し真面目な話をすると、日本語教師としてメイドカフェに行ってみるっていうのは結構役に立つのではないかなと思っています。
アニメ、オタク文化きっかけで日本語を勉強する日本語学習者って上位を占めていますし、私が教えてきた学習者でメイドカフェに行ってみたいと答えた人も多かったです。
Youtubeとかで見れば確かに雰囲気は分かりますが、経験には勝らないでしょう。今回行ってみて、メイドカフェのシステム、流れ、言葉、コンセプト、設定、客層等が分かりました。
メイドカフェに対する学習者のニーズも知名度も高いので、授業でやったら盛り上がること間違いなし!今度授業でやってみたい。「メイドカフェで注文する」とか。実際に行ったことがある人がやれば、かなり現実に近いメイドカフェを使ったロールプレイとか指導ができると思います。
「日本語教師+α」が大切だと考えられていますが、この「α」は必ずしも専門的な何かでなくてもいいと思っています。「α」には経験も含めれば、日本語教師として指導の幅を増やすことができます。
日本語教師でメイドカフェのロールプレイ、指導ができる人って何人くらいいるんですかね〜。そう考えると、今回のメイドカフェへ行ったという経験は私に+αをくれた気がします。
行ったことない人、ぜひ行ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございまちゅ♡
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