1.はじめ
今日は有給を取って、早朝から私が教師を目指すきっかけとなった元担任(国語)の勤務校に行きました。
— 🇯🇵Ken : 日本語/英語 ”コーチ” in フィリピン🇵🇭(日本に一時帰国中) (@kh678k) October 29, 2020
国語の授業を2時間(2クラス分)あげるから、「やりたいことを見つけて、それに向かって頑張れるきっかけを与えるクラス」をやってほしいということで、生徒たちと一緒に考えました💪 pic.twitter.com/C6eaK2VYV7
2.当日の授業(50分)の流れ
- 自己紹介
- 笑いを入れることで、「このクラスは笑っていいんだ」「おもしろいクラスなんだ」から始まる→発言しやすい雰囲気作り
- 円状になって、全員の顔が見えるように座る(誕生日順)
- いつもと違う形でやる→わくわく感
- 円状に準備している段階で、リーダー格とか元気そうな生徒、おとなしそうな生徒、発言が苦手・得意な生徒などを判断→後々指名したりする時に適切な人を選べる(初対面の一発勝負の授業だから、ここが重要)
- 生徒たちは全員の顔が見えるから話しやすいし、何か面白いハプニングとかあったら、全員で共有できる
- ゴール提示
- 分かりやすく←慣れないことをしてもらうときは鉄則
- ゴールを達成するまでの手順も丁寧に説明
- みんなの理解が確実に揃ったところでスタート
- 作業時間
- 全体作業→個人作業→全体作業→個人作業にして、飽きで出ないように。
- 全体作業で活躍するのは、元気な生徒とかウケを狙いたい生徒
- ゴール達成のための答や必要なことは教師側からではなく、生徒たちが側から出すように尽力。←超大事
- まとめ
- 終わり
大まかな流れとこだわったことははこんな感じです。この授業でとにかく大切にしたことは、生徒たちの
楽しい、面白い。
楽しい、面白い。
3.生徒たちからもらったコメントを紹介(一部)
「楽しい・面白い」があると、生徒たちももっとやってくれるし、潜在能力が発揮されると考えています。理論で攻めるよりもまずは感情を動かす仕掛けから始めて、「やらされてる」から「やりたい・(気づいたら)やってる」に持っていくことが重要なのかな〜と。私は特別なことは何一つ教えていませんが、生徒たち自身が楽しんで、結果色々なことを考え、自分たちの中に潜在していた考え、思い(想い)が引き出され、そこから学びもあったようです。
4.まとめ
私含め教師は伝えたい内容・知識の正確さや、伝えるためのスキル、教授法等の教育のテクニカルな部分に注目しがちですが、面白いとか楽しいとか人間が喜びを感じる基本心理的な部分も併せた教育も大事だよな〜と再認識。
大切なことなのに意外と軽視されがちな気がします。多分「楽しい・面白い」なんてくだらない、浅はかすぎる、と思う人もいるかもしれません。でも「楽しい・面白い」が継続的な学習、潜在的能力を発揮するのに寄与することは間違いないです。
ただ勘違いしちゃいけないのは、英語でいうところのFunnyの「面白い」だけで終わるのは教育的な効果が薄いので、Interestingの要素とうまく組み合わせて、相乗効果を狙うと良いと思います。
もし自分のそのスキルが判断できない場合は、自分の知り合いとか友達に「へぇ〜面白そう🤔🧐(社交辞令的な返事としてではなく)」「なにそれ?!もっと教えて」って言われることってどれくらいあるか考えてみるといいかもしれません。
私もこのスキルと併せて教育者として努力し、色々な人を魅了できる存在になれるようがんばります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
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