大変遅ればせながら、皆様どうも明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
フィリピンに来てから、時間の流れを早く感じ、日本語パートナーズとしての現地での活動も残り約三ヶ月となりました…(悲)。もう少しで一旦日本に帰れる喜びと先生、生徒達と離れたくない気持ちの両挟みの毎日です…。今回はこれまで行なってきた活動に関して、写真をメインに紹介していきたいと思います。
8月 UP(University of the Philippines)言語学科95周年イベント 日本語ブース応援
UPの日本語ブースでは学生たちの名前を漢字に書き換え、そしてそれをラミネートしてしおりを作ったり、水彩画を書いてもらったりしました。
9月 ケソン市高校70周年創立記念日
雰囲気は日本の文化祭といった感じで、それぞれ学年毎にブースを出していました。ほとんどが飲食のブースで、日本語じゃなくて韓国語の表記がいくつかあった気が…フィリピンでの韓国ブームは以前凄まじいです汗
開始前にはズンバと呼ばれるラジオ体操に似たウォームアップがありました。もちろん私も参加しましたよ笑。学校だけでなく、公園や広場などでも朝行われています。
10月 Teachers Day in ケソン市高校
科目毎に決まった色のシャツを着ます。イベントの時は、フィリピンでは同じシャツ(オーダーメイド)を着たり、同じ色のシャツを着たりすることが多いです。その為洋服をオーダーメイドできるお店をよく見かけます。
各クラスでは生徒達が担任の先生を祝ってくれます。料理や飲み物全て生徒達は持参してくれて、担任に対する日々の感謝を伝えます。本当に素晴らしい行事だと思いました。
Teachers Day in ケソン市全体
上述したように、イベント時はやっぱりみんなで同じ洋服を着ます笑(このシャツはこの日のためにオーダーメイドしたものです)。市内の地域によって色が異なりますが、デザインは同じものです。
F・トレス高校創立記念日/日本語ブースお手伝い
空手部隊!! 日本語ブースでは習字を行ないました! 日本語ブース
またFトレスの生徒達にも会いたいな〜。
11月 文化紹介(紋切り)in UP
二回目の訪問となりました。この時はちょうど私の知り合いがフィリピンに来ておりましたので、一緒に訪問させてもらいました。教室の雰囲気はやはり高校とは違いますね。
私達日本人よりも、フィリピンの学生達の方が作品が上手という…汗。フィリピン人は器用な人が本当に多いです。
授業の後は、TOMO-KAIという日本人や日本語、日本文化好きが集まるサークルに参加させてもらいました。将棋をやったり、フィリピンのボードゲーム(右写真、名前忘れた…)をやったりして、交流しました。
文化紹介(紋切り)in Compostela Science and Technology High School & STEC
ついに来ましたよ、セブ島への学校訪問!!
一日で2校、この滞在でセブの学校は合計3校回ったので、順々に紹介していきます。
1:Compostela Science and Technology High School
学校に着いたら、このように生徒達が出迎えてくれました。サプライズ!学校は山の中にあって、そこを開拓して学校が建ててある感じです。なので教室に行くまでの道が山!!マニラ首都圏の高校とは大きく違いました。
教室内の様子(紋切り説明時)2:STEC (Science and Technology Education Center)
校門を開けると、えええーー 山が開拓されている途中笑全体的な校舎の配置はコの字型のようになっておりました。
みんな夢中になって紋切りを作っていました。生徒同士で教えあっている様子も垣間見れて、非常に良い雰囲気の学校でした。あと制服がすごく特徴的ですよね!上記で紹介した1校目は女子だけ薄ピンクの制服でしたが、ここの学校は男女共に濃ピンクです。
文化紹介手伝い(浴衣着付け)in Cordova National High School
校門を入るとすぐにカバーコート(日本でいう校庭)があります。私が今まで訪問した学校と比較して、ここの学校のカバーコートは少し小さく感じました。全体的に迷路みたいな学校だった印象がありました。
Nihongo Camp in Mangaldan National High School(Pangasinan)
マニラからは遠く離れた、バギオの近くにあるPangasinanという場所にある高校へ日本語キャンプのお手伝いに行かせてもらいました。自然豊かで、校舎も綺麗でとても過ごしやすい学校だなと思いました。
12月 PNU付属高校日本語フェスティバル
この学校はフィリピン教育大学付属の高校で、同じ敷地内に大学も併設されています。一つの敷地内に小学生から大学生までいたのが印象的でした。
クリスマスパーティーinサン・アントニオ・ナショナル高校日本語クラス
巻き寿司作りをしました。久しぶりの巻き寿司作りだったので、私も生徒達と一緒に楽しみながら作ることができました。具材はそれぞれ生徒が入れてみたいものを用意してもらいました。私は日本で人気のツナマヨを作り、持っていきました。
クリスマスパーティーinケソン市高校
私の派遣校であるケソン市高校では2日に渡って、クリスマスパーティーを行ないました。一日目はクラス毎(生徒達と)で二日目は先生達だけでのクリスマスパーティーでした。
一日目(クラス毎、生徒達と)
教室に行くと、既にたくさんの料理や飲み物が。生徒達が用意してくれます。
食べるだけじゃなくて、ゲームもやります。たまたまお箸で小さい粒のチョコレートを移動させるゲームがあったので、日本人代表としてチャレンジ!生徒達は結構苦戦しておりましたが、結構余裕でした笑
二日目(先生達だけ)
フィリピンの朝は本当に早いです。朝7時集合…笑 学校に行くと既にほとんどの先生が集まっていました。
先生同士でもゲームをしたり、教科毎に出し物をしたりします。
景品当てました笑昼食。いつも食堂にいるスタッフの方たちが配膳してくれます。
いつもお世話になっている先生方(左男性:フィリピノ語 女性2名:日本語/家庭科)「まとめ」
実際にフィリピンの学校で活動をしていて感じたことは、みんな素直で元気だということです。毎日毎日、授業中でも外にいても、本当にエネルギッシュで、学校で静かな時間を過ごしたことがありません。時にはその元気さに圧倒されて、疲れてしまうこともあります…笑。
教育のスタンスとしては、日本みたいな画一的な教育ではなく、やる気のある生徒とそうでない生徒によって態度を変えることもしばしば…。教育に関しては色々な意見ややり方、絶対的な正解はないですが、私個人の意見としましては、画一的に人として必要なある一定のレベルまでには、全生徒を持ってくるべきなのかなと思います。教育観が違う現場にいることは、本当に刺激になりますし、フィリピンの先生、生徒から多くの事を学ばせてもらっています。
残り二ヶ月ですが、最後まで全力疾走で、私の学校に合った教育を提供できたらいいなと思います。
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