久しぶりの投稿となりました。ここしばらくは授業準備が忙しく、ブログ等で情報を発信する時間がありませんでした…。今丁度学期休みなので、これまでの活動や参加したイベントについて記事を挙げていこうと思います。
フィリピンではWorld Teachers' Dayという先生へ感謝をする日があります。今回は運良く3つの場所で行われたWorld Teachers' Dayに参加することができました。順々に紹介して行きたいと思います。
World Teachers' Day @ Mall of Asia 2017-09-17
Mall of Asiaで行われてWorld Teachers' Dayはフィリピン最大のWorld Teachers' Dayとなっており、フィリピン全土の先生が集まるようです。そのため入場制限があり、もしチケットを取れなかった場合はグッズ(写真で着ているTシャツや筆記用具等)ももらえず、もちろん会場内に入場することができません。そのためチケットをゲットすべく、朝八時前に会場へ到着しました。するともう既に長蛇の列ができており、中には前日から並んでいる先生もいたようです笑。更に並んでいる途中でスタッフの人に言われたのは、”フィリピンの教員免許を持っていないと参加できない”(←日本の教員免許ならあるんですけどね…笑。)二時間くらい並んでから言われたので、すぐに並ぶのを諦めてしまいました。”あぁ~~1年に一回しか無いし、フィリピン最大だし、World Teachers' Dayというイベントも初めてだし、Tシャツも欲しかったし…と愚痴りながら、帰ろうとしていたら、一緒にイベントに行った先生の知り合いに遭遇しました。そしてその先生はその知り合いに上記の理由で入場を諦めたことを伝えると、奇跡が起きました!!!なんとそのイベントのチケットを管理している人が、その知り合いの元教え子だったのです!そんなコネクションもあって、無事にチケットをゲットすることができました!まさに天使のような存在で、本当に感謝しています!!
会場内は本当にたくさんの人達がいました(全員フィリピンの先生)。きっとこの日ここにいた日本人は私だけだったと思いますし、フィリピンの教員免許を持つ人しか入れないという条件もあり、本当に貴重な経験になりました。きっとこのチャンスは最初で最後でしょう。Thanks Angels!!!
World Teachers' Day @ Quezon City High School 2017-10-05
私が派遣されている高校でもWorld Teachers' Dayが行われました。生徒はHappy Teachers' Dayを祝うために、各クラスでサプライズや料理を用意していました。私は特別一つのクラスに属している訳ではないので、いつも仲良くさせてもらっている先生のクラスのパーティーに参加させていただきました。
料理は本当に豪華で、各自家で作って持ってきているようです。この他にも飲み物やデザートもたくさん用意されており、本当に先生への感謝の気持ちが伝わりましたし、温かい気持ちになりました。日本だと衛生上の問題等で同じ事をすることはできないと思いますが、こういったイベントがあると教師、生徒共に更に良い関係が築けるのではないかなと思いました。
このパーティーの後は、今年のBest Teacher in Quezon City High Schoolを選ぶイベントが行われました。選ばれた先生達は華やかな服装を身にまとい、盛大に入場してステージへと上ります。
1人1人先生方が登場する度に生徒からの歓声がすごく、先生たちも堂々とされていて、本当に素晴らしかったです。日本にもあると、少しは先生達のモチベーションも上がるのではないかな〜…?。結果よりも過程にこだわる社会だと難しいかもしれませんね…。個人的にはこういったイベントはすごいモチベーションになるので、いつか日本の学校でも行われることを期待します。
World Teachers' Day @ Quezon City 2017-10-06
学校で行われたWorld Teachers' Dayに続き、翌日もケソン市全体でWorld Teachers' Dayが行われました。開催地はケソン・メモリアルサークルと言われる場所で、ケソン元大統領の遺体が保管されている所になります。朝8時前に到着しましたが、もう既に多くの人達(先生達)が…。フィリピン人の朝はみんな本当に早いです。
しかもみんな朝から本当に元気です笑。朝からズンバ踊って、本当に先生!?って雰囲気です。本当に日本の先生達とは全然違います(悪い意味はありません)。
イベントの内容は特別何かあるわけではなく、ただ地域ごとに同じTシャツを着て集まるみたいな…笑。景品がもらえる抽選の時はみんな盛り上がってましたね笑。景品は洗濯機等の電化製品や文房具等幅広いものが景品として用意されていました。Mall of Asiaでもこのような抽選が行われていましたが、規模がフィリピン最大級という事もあってか、景品はとても豪華でした。具体的にはiPhoneや車、発電機、現金(10万円、5万円、1万円)等など…。それらの景品も税金で賄われているとなると、日本では大問題になりそうですね笑。
この後は近くにケソン元大統領の遺体が保管されいてる棺桶がある博物館を見学しに行って、先生達と写真を撮って解散しました。
このイベントを通じて、教師という存在の必要性や重要性を再確認することができました。今日日本では教員という仕事をサービス業だと勘違いしている人やモンスターペアレント、また教師自身による不祥事による影響で、日本の教員の存在が本来よりも低く見られている気がすると個人的に感じております。そうあることはきっと教員にとっても保護者にとって生徒にとっても誰にとってもメリットは無いと思います。World Teachers' Dayの様な機会が日本にもあれば、更により良い教育環境(教師生徒間の関係、教師のモチベーションetc...)が作られるのではないかと思います。こちらでの良い経験を将来日本の教育にも還元できるように、残りの期間でできるだけたくさん色んなことを吸収していきます。
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