1.はじめ
最近積読になっていますが、読み終わった本もいくつかあります。覚えているうちにハイライトをたどりながら感じたことや印象に残った内容をアウトプットします。
今回レビューする本は『人は話し方が9割』です。Kindle Unlimitied会員の方は無料で読めます。
2.1人の人に言われたことを気にしすぎない
今まで、おそらく何百人と出会ってきた中で、たった1人から言われたことを気にして萎縮してしまうなんて、もったいないな、と。
アンチ的な人をイメージすると分かりやすいかもしれません。自分もそうですが、割と悪い方って気にしちゃいませんか?大体の人はアンチじゃない知り合いや仲間が多いことがほとんどだと思います。少数派のネガティブ意見・発言に影響されるなら、ポジティブな多数派に何かするほうがよっぽどマシなのは明らかですし、精神衛生的にも良いです。
ただし自分のことを思って切り込んでくる少数派の人たちもいるので、そこはしっかり吟味して改善が必要であれば改善しないといけない時もあります。
3.話すことよりも聞くことの方が重要
「話し方において一番大切なことは、聞くことである」
コーチングの本でも同様のことが書かれていました。コミュニケーション能力と言われるとどういう風に話すか、すなわち発信の仕方を考えようとしますが、大切なのはどう聞くかなんだと再認識しました。
(レビュー)『目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか?』Part1
4.#Zoomでハナキン を思い出した文
巻き込まれた人はあなたの「最強の協力者」になる。 (省略) 人は無理やり説得されて参加するよりも、「いいな」「楽しそうだな」と自ら参加したほうが、意欲高く取り組めるからです。
これもまたコーチングのほうに書いてありましたが、自分で選択した事はやる気も継続力も、誰かに言われてやるより高いということです。
5.肯定から入ろう!
「4Dワード」を連発する人 「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」 これら4Dワードを、よく口にする人は嫌われます。
私も普段意識しています。 これは言い方ではなく、聞き方に問題があって相手が不快に思うんでしょうね。このワードから話し始めるということは、「相手を否定しながら聞いていた」ということですから。だから一言目が「4Dワード」から始まるんですよね。
6.反応しないのが最大の防御
高圧的な物言いをする人には「反応しない練習」〜そこで必要なのが、「どう話すか」よりも、「いかに話さないか」です。 つまり「反応しないこと」が、最大の防御になります。
私は割と反応しちゃうタイプなので気をつけたい。無駄なトラブルは回避するべきだし、大体こういう人にどう説明しても「納得」されることはほぼないです。上述したように、その1人に影響されるより多数派の人のために行動すべきだと思います。
7.褒められたら「ありがとう」と言おう!
ほめられるということは、言葉という形で、プレゼントをもらうようなもの。
もしプレゼントが目に見えるものだったら、あなたは相手に「ありがとう」と言って受け取りますよね。
これは褒められたときに「いやいや、そんなことないです」と言うのではなく、「ありがとう」と言って素直に受け入れましょうという話です。
私は割と交渉の方法で反応しますが、前者の反応は日本人特有の反応の仕方かもしれません。(外国人学習者を褒めた時にほとんどの人が「ありがとう」って言うし、「いやいや・・・」って言うんだよとわざわざ指導したこともあります。)
褒められることを言葉のプレゼントとし、「プレゼントをもらったときにどうする?」という例えは、非常に納得させられました。
8.まとめ
「 3.話すことよりも聞くことの方が重要」でも少し書きましたが、コミュニケーションで大切な事はどう話すかではなくどう聞くかなんだなと改めて思いました。
相手の話を聞いてあげる、そのためには自分がどう質問して、どう反応してということを考える必要があります。
発信の量だけを見ると会話の主導権は相手側にあると思われる人もいるかもしれません。
しかし計算して相手から引き出しているのは自分なので、一見相手側に主導権があるように見えて、実はこちら側にあります。だってその会話自体をコントロールしているのは自分なので。(本著でもこのことについて言及していました)
私は人に頼られるのが結構好きなので「またこの人に話したい!」と思われるような傾聴を心がけたいと思います。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます🙇♂️
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