1.はじめ
タイトルにも書いてある通り、7/18にHannaさんが主催している勉強会にお誘いいただいたので、海外日本語教師の働き方についてお話ししました。ちなみに当日は箱根一人旅してたので、強羅公園から参加しました✌️
僕が何か渡して終わりではなく、せっかくの機会なので僕も何かもらいたいな〜と思い、僕のプレゼンを聞いていただいた方々に任意でフィードバックをしていただきました。
回答してくださった方ありがとうございました!
成果物に対するフィードバックは成長する上で欠かせないので、本当にありがたいです。
それでは一つずつ見ていきます💪
2.スピーチは期待通りでしたか?
少なくともみなさんの期待を裏切るようなプレゼンではなかったことに安堵してます😌
そして3/4の方が期待以上って答えてくださったのは、本当に嬉しいな〜。やってよかったなと再認識。
常に期待以上のものを提供できるように、勉強を惜しまず、精進し続けます!
3.ずばり何点?
1が最低点で、4が最高点です。
ほとんどの方が最高点の4と回答してくださいました。ありがとうございます!
4.Q3:Q2の点数の理由と、満点(4)じゃない場合は改善点も教えていただけるとありがたいです...
- 参加者の方々に質問を投げかけられていて、とても良かったです。内容がスッと入ってくるようなスピーチでした。当日参加できなかったのが残念です。
- 楽しそうなフィリピン生活の様子やお仕事も頑張っていることが分かって応援したくなりました。
- 最初に質問をしたのはよかったのですが、肝心な最後が駆け足になってしまったのが勿体ないと感じました。
- テンポ良いおしゃべり、ひきこまれました。
- 知らなかったことを聞けた。です。
- 何より親しみやすい話し方とみんなを巻き込む楽しさに聞き入りました。
- もっと聞きたかった…
- お話が上手ですね。最初に、木村さんの経歴がわかるようなページがあってもいいかなと思いました。
やはり聴衆の方々にも何か投げかけて、巻き込みながらやるのは良かったみたいです。確かに一方的に話すだけなら、ビデオちょーだい!って言いたくなりますよね。
授業でもそうだし、こういった勉強会でもそうですが、その場だからこそできることは入れておくべきです。
アクティブラーニングについての講座そのものが全然アクティブラーニングじゃないとか授業で一方通行は古いと言っておいて、自分のプレゼンは一方通行とか散見されます。
少し余談ですが、その点あひる先生が開講されている #日本語教師のためのインストラクショナルデザイン の講座自体はインストラクショナルデザインに基づいて構成されているので矛盾がなく、(恐縮ながら)素晴らしいなと思います。
話をまた戻すと、基本的に人から与えられなくても知識は獲得できるのは分かった(分かってしまった)ので、付加価値をつけたり、合理的でないと満足してもらうのは難しいのかなと思ったりします。
ここまでただの自慢みたいに感じる人もいるかもしれないので、大きく反省点について取り上げましょう!
最後が駆け足になってしまったのは、僕も気づいてたし、多分プレゼンでも言ってた気がします😂一応リハーサルしてちょうど22分くらいだったのですが、やっぱりその場の反応を拾ったりしたいし、そうすると時間がかかるのは当然ですよね。次は反応を拾うとか対話するという時間も加味して、準備したいと思います。
経歴が分かるようなページが欲しいというフィードバックも頂きました。僕はあまり権威付けには肯定的ではなく、その話が良いか悪いで純粋に判断しています。
多分このアドバイスをくださった方はそういうことじゃなくて、単純に木村どんなやつ?って知りたかったんだと思います。(多分僕の考えすぎ笑)
まぁ確かにその人のこと知ると、親近感湧いたりしますもんね。そういう良い面もあると思うので、次は一番最初に自分の簡単な経歴を紹介するページを提示します!
5.Q4: 「木村(Ken)に」今後話してもらいたいことやトピック等があればぜひ
- 外国語学習法、習得法
- Kenさんの日本語の教え方
- 海外の日本語学習者が、何のために日本語を勉強しているのか。日本語を学んだその先が知りたいです。
- 直接法と間接法のメリット・デメリット
- 日本語教育の「ぶっちゃけ」的な話があれば聞いてみたいです!
- インストラクショナルデザインや英語教師の資格(経験)が活きているところ、生かした授業やカリキュラムデザインについて
自分が話したいことと、みんなが聞きたいことって本当に相違がありますよね😲とても参考になります。
どこかで必ずお話しするので、待っててください!
6.Q5: 「木村(Ken)じゃなくてもいいから」今後話してもらいたいことやトピック等があればぜひ
- どうしてそんなにアクティブになれるのか、
- どうしてそんなにポジティブになれるのか、知りたいです!
- コロナ後の日本語教育、変化に対応するには
- コロナ禍で、海外の日本語学校にどんな変化があったか。今後の動向をどう考えるか、みたいな。個人的な意見でよいので。気になってます。
- こんな日本語学校があったら面白いよね!の妄想話。
だそうです!何か話すネタに困ってる方いたら、ぜひ参考になさってください。
7.Q6: 今日のスピーチに関するその他コメント
- 私もフィリピン人に関わる会社で働いています。そのため、今回のスピーチはとても興味深いものでした!巻き込み型のスピーチもとても楽しかったです。ありがとうございました!
- 海外で日本語教師という働き方の魅力がよく伝わってきました。ありがとうございました。
- ポジティブで活動的な方だとよく分かりました!わたしもやりたいことに積極的に挑戦したいです。
- 海外での日本語教師の立ち位置というか、会社での対応がわかりました。
- 日本では貴重さがわかりにくいため、日本語教師が簡単にできてしまう仕事だと思われがちだと思います。ただ、日本で学んでいる学生は日本の社会で生きていかなければならないので、見本となる教師側が好きにやるのはまだ難しいとも感じました。
- フィリピンの事情は興味深かったです。今はネットで情報が手に入りますが、経験者に直接話を聞くとリアルなことがわかりますね。
- たぶん、そのマイクは口に近づけなくても大丈夫です。(普通にたらしたままで大丈夫です。) ^^
- とても聞きやすかったです。
- ありがとうございました。元気をもらいました!
- 以前からTwitterで拝見しておりましたKenさんが登壇させるということで今回申し込みさせていただきました😊年齢も同じ?で、また私も英会話教育に携わっていた経験があり(Kenさんほどの経験はないですが💦)、勝手ながらいつも沢山の刺激を頂いております。スピーチの様子から普段のレッスンでも、生徒をめちゃくちゃ惹きつけされてるんだろうなと感じ、またさらに尊敬の想いが強くなりました。なんか告白みたいになってしまいましたが(笑)、これからもKenさんのSNS等から色々勉強させてください。本日は貴重なお話しありがとうございました。
- ただ、お話聞くだけじゃなくて、質問形式なのはやっぱりいいと思いました。
任意にも関わらず、こうやって丁寧に答えてくださるみなさんに本当感謝!!!
気になるコメントを頂いたので、取り上げてここでコメントしますね。
8.コメントお返し
日本で学んでいる学生は日本の社会で生きていかなければならないので、見本となる教師側が好きにやるのはまだ難しいとも感じました。
確かにそうですね。だから僕は日本で働くなら〇〇、のようにビジネスにおける慣習や傾向についてはしっかり伝えます。タスクの期日や時間を守る、遅刻や欠席の連絡は前もってなる早で等日本で働いていく上で必要なことは、それなりにまあまあ厳しく指導してると思います(宿題とか出席とかその辺りで)。
これだけ守れば別に日本で働いてても問題ないと思いますけどね〜。もし楽しく働くな!とかがあれば、それはその会社が問題なので、学習者たちが指導されるべき内容ではないかと思います。
ちなみにその指導の件について、実際にあったことの中から2つ挙げますね。
電車が遅れて遅刻したという学習者がいました。残りの2人は時間通りに来ました。遅れてきた学習者と同じ駅から通ってます。めちゃめちゃ言い訳してきたので、これはまあまあバシッと言った気がします。オフィスにいたみんなが「え、木村ってああやって指導するんだ〜」ってびっくりしてたと思います笑
次は2日酔いで遅刻を2日連続してきた学習者です。すでに1回目の時に、次の日にやることあるのになんで考えて行動しないのか。昨日お酒飲んでて、遅れましたは日本じゃ100万%通用しないよと言いました(この時はまぁ軽くだけど)
そしたらその次の日に同じ理由でまた遅刻してきたので、時間通りに来た学習者には課題を配布して、やってもらって、その間にその遅れてきた学習者をブレイクアウトルームに呼んで、話しました。
やる気あるの?やめるならやめていいよ。だってうちの学校があなたをこのクラスにスカウトしたんじゃないし。あなたがやりたいから申し込みしたんでしょ。私たちも、みんな生活が大変で、日本語覚えてチャンスゲットしてほしいから一生懸命やってるのに、そんなことされたら怒るでしょ。
これ以降遅刻することはなくなり、そして彼は仕事を無事ゲットしました!
ここまで指導する必要あるか?など賛否両論あると思いますが、僕は彼らの目標を達成するために誰よりも必死だし、誰よりも全力を尽くします。結果それが本人のためになってるかどうかは、本人がおそらく一番分かってると思います(その仕事に就いて収入ゼロから、フィリピン平均月収3倍の収入)。
フィリピンだけでなく、発展途上国の日本語学習者は生活がかかってることが多いので、そういう意味においては日本語以外の部分の指導に力を入れるのは必須です💪
9.まとめ
本当にこういうフィードバックは大切だし、実際に上記で述べたように、私が考えるきっかけ
もくれたりします。
みなさんも成果物を渡すだけではなく、評価してもらうことを取り入れてみることをオススメします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
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