1. はじめ
修了証届いた〜✌️
— 🇯🇵Ken : 日本語 / 英語教師 @フィリピン (日本一時帰国中)🇵🇭 (@kh678k) August 2, 2021
資格はもうこれでひとまず終わりなので、少しずつ実践に移っていく準備を始めます!
ちなみに3枚目は僕が今回このコースで学んだ項目です。#TESOL #TEFL #英語教師 https://t.co/VgNgBWYUFy pic.twitter.com/qRADXe4mY9
ちなみに僕はここのコースを受講しました: https://internationaltefltesol.com/
色んなコース(時間数)があって、120時間コースが王道のようですが、今回私は180時間コースを取りました。
本記事では、
- まずTESOL/TEFLとは何ぞや?
- 私が実際に学習したコース内容
- やってよかった理由と良かったモジュール
- こんな人に勧めたい
について書いていきます。
2. TESOL/TEFLって何ぞや?
TESOLやTEFLは英語教授法に関する資格です。
- TESOL: Teaching English to Speakers of Other Languages (英語以外の言語話者向けの英語教授法)
- TEFL: Teaching English as a Foreign Language (外国語としての英語教授法)
この2つの違いについてですが、履修したコースは同じで取れたので、実質的な大差は無いと思われます。調べた限りだと、アメリカやカナダなどの英語圏ではTESOL、日本やベトナムなどの非英語圏ではTEFLが一般的だとかどうとか…🧐
3. どんなこと勉強したの?
180時間の場合17のモジュールがあって、それぞれのモジュールにレッスンが複数あります。モジュールによってレッスン数が異なりますが平均して8レッスンくらいじゃないでしょうか?(ちゃんと数えてないです😅)
ちなみにコースの進め方ですが、ビデオを見て、その後に課題を出すという感じです。提出した課題に間違いや改善があれば、バーチャルの指導教官?から連絡が来るようです。
下記が実際に履修したモジュールです。(少し分かりづらそうなところだけ簡単な日本語訳をつけておきますね)
- Essay writing
- Lesson planning, how to design effective lessons for teaching EFL (レッスンプラン: 第二言語または外国語としての英語教育の効果的なレッスンデザイン)
- Grammar, basic principles of teaching grammar to young learners (文法: 子どもたちへの文法指導の基礎)
- Classroom management, advanced principles of classroom management (学級運営: 学級運営の基礎〜上級編)
- The teaching and learning of reading
- The teaching and learning of listening
- The teaching and learning of pronunciation
- The teaching and learning of academic writing
- The teaching and learning of online teaching to young learners (子どもたちのオンライン学習・指導)
- The teaching and learning of business English
- The learning of resumes (履歴書の書き方)
- How to motivate students (学習者のモチベーション管理)
- The teaching and learning of phonics (フォニックスの指導・学習) ※フォニックスとは英語の音声と文字指導の方法の一つです。
- The learning of English activities
- The teaching of IELTS and TOEFL
- The teaching of Themes (テーマ指導について)
- The teaching of LEXIS (レクシス指導について) ※レクシスは日本語でもまあまあ難しい概念なのですが、語彙の概念に近いんですが、そうではないんです。(僕もまだうまく言語化できないです。勉強します)
日本語教育で一通り勉強してるいると、勉強したことがほとんどだな〜という感じでした。言語が違うだけで、レッスンプランの考え方や読解、聴解指導などの原理原則は同じだと思います。
4. やってよかった理由と良かったモジュール
やっぱり英語教育について、世界的に認知されてる内容で学習できたことじゃないでしょうか。
僕が英語教育について本格的に学んだのは教職課程の時だけで、日本の英語教育における英語教育って視野狭いじゃないですか?
つまり僕が持ってた英語教育観って教職課程で学んだ英語教育+日本語教育で勉強してきたことのブレンドだったんですね。
言語教育における普遍的な、原理原則のところは応用できますが、英語教育の部分に特化した教授法や考え方は、このコースのおかげで学べたかなと思います。(もちろんまだまだ勉強することは山盛りですが)
良かったモジュールについては、これらですね〜。
7. The teaching and learning of pronunciation
12. How to motivate students (学習者のモチベーション管理)
13. The teaching and learning of phonics (フォニックスの指導・学習) ※フォニックスとは英語の音声と文字指導の方法の一つです。
特にフォニックスは良かったです。日本人で英語勉強してる人のほとんどはネイティブのような綺麗な発音に憧れているはずです。この指導法は音をそのアルファベットが本来持つ音に分解して練習するので、かなりいい練習(指導)になると思います。
モチベーションのところはこういう教授法のコースでは軽視されがちだけど、やっぱり言語学習とモチベーションって切っても切り離せないです。それがちゃんとコースに含まれていたのはとても良かったと思います。
あとこの章では挙げていませんが、履歴書の書き方についてのモジュールがあったのもとても良いと思いました。日本語教師養成講座修了後の就職についてのツイートもたまにありますが、履修している人は(すぐではなくても)基本的にその道への就職を目指していることがほとんどなので、そのやり方というか手ほどきがあるのも、修了後のことも考えてくれてるんだなぁと思いました。
さらにオンライン学習に関するモジュールも含まれてて、今!って言う感じでとても良かったと思います。ただサラって感じだったので、もっと内容があっても良かったというのが正直な感想です。
5. こんな人に勧めたい
基本的に英語教育に関わる人であれば、履修して損することはないので、やった方がいいと言うのが僕の意見です。その中でも特にこんな人にはお勧めしたいなと思います。
- 日本の教職課程でしか英語教育を勉強してこなかった人
- 英語は話せるから英語教えてみたいんだけど、教え方が分からない人
教職課程修了者であり、一通り言語教育について学んできた身から言うと、教職課程で学ぶ英語教育は本当に狭いです。あの内容だけで英語教育者として立派になるのはほぼ不可能で、他での自発的な行動や学習がマストです。
特に英語が話せるようになるための教授法なんて勉強したことないです(現行の学習指導要領では4技能の育成や英語だけで授業を行うみたいなことも謳われてます)。
日本語教育勉強してから思いましたが、教員免許持ってるだけで「あ、私は英語の先生です」っていうことすら恥ずかしいと思ってました…。
もちろん世の中には素晴らしい教員の方がいるのは百も承知ですが、それは教職課程のシステムが良いんじゃなくて、彼ら個人の努力が起因しているはずです。
6. まとめ
資格は取ってゴールではなく、取ってからがスタートだも思っています。現にこれを機に僕も英語教師として個人のクラス始めてみようかな〜と思ったりしてますし🧐
英語教師の方は、ぜひ受講をおすすめします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
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