1. はじめ
多様性多様性ってよく言われるけど、結局何すればいいの?って思われる方って少なくないと思います。
私も正直まだ確信していないですが、少なくとも多様性を認めようとするために気をつけてる言動はあります。
- べき論は使わない
- 個人単位で考える
この2つの言動は普段から意識して気をつけてることです。本記事では、上記2つの行動について説明し、みなさんのヒントになればいいなと思います。
2. 「べき論」は使わない
「べき」は、常識的に考えてそうした方がいいとかそうするのが正しいと言い換えることができます。それ故に強制力というか、相手の行動を非難する感覚が強いです。特に個人に対して忠告したりアドバイスしたりするときは。
べきと共に使われる根拠は変えられない事実(常識や社会通念など)が主になりますが、そもそもその事実が正しいのかどうかすら怪しいこともあります。
僕が英語で話すときは、shouldを使うことはほぼ無いです。代わりに You better/can (do) のように別の表現をします。
外国人と働く(話をする)と、僕が持ってる常識が必ずしも相手にとっては常識ではない可能性が高いからです。
大学時代の教師課程の授業でとある授業のレポートで僕が「べき」を連発してたら、先生に注意されたこともあります。
"多様性が重要視され始めてるこの時代に「べき」を使うのかなり危険"だと。「べき」に対する使い方について意識したのは、おそらくその先生がきっかけです。
N3の文法で「べき」が出てきますが、学習者に対しても使い方については注意するようにしています。安易に使いまくるのはやめるように言っています。
3. 個人単位で考える
「べき」を言うときに使われる根拠は常識や社会通念的が主であることを前章で確認しました。つまりそれを信仰する母数が多いということです。それは集団という見方もできますね。
でも多様性で大事なのは集団の総意ではなく、個人の考え方なんです。
話を聞くときもアドバイスする時も、その個人が何をしたいのかに耳を傾けるようにしています。もちろん僕も集団の中の1人ではなく、一個人として傾聴します。
4. まとめ
みんなこうだからあなたもこうするべきではなく、
あなたのしたいことを達成させるためには、こうした方がいいよ
っていうような話し合いができると多様性も認められやすいのかな〜と思います。
もちろんそうした場合のデメリットや事実も伝えないといけないと思います。
ただ頭ごなしに「べき!」で決めつけるのは違うのかなと思ったり…🧐
僕もまだ考えないといけないことですが、とりあえず多様性を認めようとするために、普段僕が実際にやってることについて書いてみました。みなさんのヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
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