1.はじめ
JFM(Japan Foundation Manila)からお誘いいただき、今年度のにほんご人フォーラムに参加させてもらいました。
「にほんご人」とは何ぞやという人のために💁♂️
「にほんご人」とは、国際社会において日本語を使って何かを達成したいという意思を持ち、そのために日本語でコミュニケーションをする人々の総称。(https://www.jpf.go.jp/j/urawa/trnng_t/2013/jp_speakers_2013.html#:~:text=%E3%80%8C%E3%81%AB%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%94%E4%BA%BA%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%85%E3%81%AE%E7%B7%8F%E7%A7%B0%E3%80%82より引用)
(他の国は分かりませんが)フィリピンの場合、主な参加者は日本語でいう中学生の生徒たちとその先生たちが参加します。もちろん学校で日本語を授業で勉強している人たちです。
フォーラムのテーマは「Positivity in time of Pandemic~いっしょにがんばろう!~」で、コロナ禍でチャレンジしたこと等について話し合い、日本語で発表します。
私たち日本人の役目は、日本語を使って話してみたり、日本語の使用機会を提供することです。
実際に参加してみて思ったことを書きます。
*にほんご人フォーラムについて(詳細):https://www.kamenori.jp/nihongosupport.html#nihongojin
2.生徒たちの日本語レベルが高くなってる
みんな3年前の生徒たちよりも、日本語うまっ!!!と思ったのが本音です。
3年前に「日本語パートナーズ」という活動で、フィリピンの公立中高に派遣されていました。そのときに色んな「にほんご人」と会いましたが、日本語力の部分だけ比較すると今勉強してる生徒たちのほうが上手だなと。
今回のフォーラムは誰でも出れる訳ではなく、選抜なので日本語も割と上手な人たちが集まってるのはもちろんなんですが、3年前の各校の一番上手だなと思ってた生徒たちと比較してもレベル高いなと思いました。
3.本物の日本人と触れる機会の重要性
(これはなんか自分(日本人)が自分(日本人)であることを自画自賛してるみたいですが、そういう意図はないので、勘違いしないでくださいね笑)
フォーラム後に生徒たちからもらった感想文にも「日本人と交流する」ことに対してポジティブなフィードバックがいくつもありました。
彼らはまだ子どもなので、「仕事で日本語使う」「日本語を話せると給料が高くなる」等の道具的動機づけではなく、「日本人と話したい」「日本語のコミュニティに属したい」みたいな統合的動機づけで勉強したり興味を持ったりする可能性が高いと思います。そういった意味では、今回そういう機会を提供できたこのフォーラムには提示されたテーマの結果よりも価値があると思うし、私もそういう一員になれたことを嬉しく思います。
4.まとめ
1個前の記事(レビュー『やりすぎ教育』)でも書きましたが、子どもたちは未来なので、色んなきっかけを与えてみるのは本当に大切なことだと思います。
言語習得的な点から考えた場合、若ければ若いほど習得が有利になるのはよく言われていることなので、そういった点においてもいいことづくしですね。
もちろん彼らがどんな選択をしても応援しますが、日本語を選んでくれたら嬉しいな〜。
今日は疲れ気味なので、短いですがここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
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