前回【一次選考①(”日本語パートナーズ”フィリピン4期)】の続きとなります。今回は各記入項目を説明していきたいと思います(説明等が不要な項目については省きます)。
- 生年月日
- 派遣希望国(応募の時期によって派遣先は変わります)
- 私が応募した時期は「フィリピン」「ベトナム」「インドネシア」の3カ国から選択することができ、◯✕を記入して派遣希望国を選択します。またこの中から一カ国だけを選択するのではなく、3カ国とも選ぶことができました(ちなみに私はフィリピン派遣を強く希望していたので、「フィリピン」だけを選択しました)。合格率を上げるのであればもちろん3カ国選択したほうが可能性はあがります(派遣国によって派遣人数が違ってきます)
- 属性(学生なのか社会人なのか)
- 属性によって提出する書類が異なります。詳細は一次選考①(”日本語パートナーズ”フィリピン4期)に記載しておりますのでご確認ください。
- 二次選考の希望会場(東京or大阪)
- 東京の場合は新宿区、大阪の場合は大阪市にある会場で行ないます。
- 証明写真
- 略歴(学歴、職歴)
- 学歴に関しましては高校卒業から最終学歴まで書きます。職歴にはアルバイトは含みません。
- 言語能力(英語 and 現地語)
- 希望する地域の言語に関しましては、未習or入門レベルでも大丈夫ですが、英語に関しましては派遣を希望する国に関係なく、初級レベル(簡単な意思疎通ができる)が必須です。
- 資格・免許等
- 絶対条件ではありませんが、「日本語教育」に関する資格を問う項目だけ別枠であったので、持っていれば少し有利になるのではないかと、個人的に思います。
- 外国人に対する日本語教授経験
- 外国人との交流・協働経験
- 留学生のチューター、ボランティア等
- 海外渡航歴
上記までは形式通りに書いていけば、特に問題はないかと思われます。重要なのはこれから書く下記4項目です。(一次選考①(”日本語パートナーズ”フィリピン4期))では3項目と書いておりましたが訂正致します…)
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応募理由
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活動に対する心構え
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活動において、活かせる技術や特技
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派遣終了後、その経験をどのように活かしたいか
応募理由
私はフィリピンへの派遣だけを希望していたので、フィリピンを希望する絶対的な理由を盛り込んで書きました。また”日本語や日本文化を教えたい”だけだと、一方的な活動になってしまいますが、このパートナーズの活動では双方向的な活動を求められているので、日本語や日本文化を紹介するだけにとどまらず、現地の文化や言葉も学ぶ姿勢があることも伝えられるとより良いと思います。
活動に対する心構え
個人的にここでの「心構え」とは言い換えれば、準備の意と考えています。したがって私は現地語、現地の文化を覚えることを記載しました。現地語に関しましては、フィリピンは英語が日常的に使用されるので、英語が話せればなんとか事が足りると思います。しかしあえて現地語(タガログ語)を使用することは、現地の人々とより良い関係を築ける大きなきっかけになると期待できます。文化も同様、より良い関係づくりに寄与すると思いますし、また現地での生活に順応していくためにも、学ぶ必要があると思います。
活動において、活かせる技術や特技
日本文化に関わることと、現地で実際にそれを披露できるかどうかが大切だと思います。例えばサッカーが得意と書いても、フィリピンではサッカーはあまりメジャーではありませんし、また日本由来のスポーツではないので、そういったものは現地での活動に大きく活かせないと思われます…(日本でサッカーは人気ですが)。したがって日本に関するものや、現地で実際にできること、また現地の人たちにとって有益な何かをできると良いと思います。
派遣終了後、その経験をどのように活かしたいか
約1年という短い期間なので、やはりその後何をするのか等の具体的なビジョンを持つことは、この選考通過のためだけではなく、自分自身のためにも考えることは大切だと思います。やはり予定されている活動に即した具体的なビジョンがあると審査する側の人達にも、思いが伝わりやすいかと思います。ちなみに私は教員志望だったので、教育、言語教育等の点において共通点がたくさんあったので、書きやすかったです。
以上が一次選考(書類選考)を通過して思ったことです。多種多様で様々なバックグラウンドを持つ方がたくさん集まるので、一概に”こう書けば必ず選考を通過する”とは言えませんが、少しでも参考にしていただけると幸いです。
次回以降は二次選考(面接)について書きたいと思います。また研修もスタートしましたので(これも研修先で書いています)、そのことについても更新できればと思っております。
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