教室を世界と繋げるメリット

2021/12/19

ICT教育/ツール 教育一般 日本語教育

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1. はじめ


昨日は、ほぼ半年間1人だけで勉強してきたライアン君とYoutube LIVEを行いました。Youtube LIVEではお笑いコントを配信し「インコンビニエンスストア」というタイトルのコントをブロードキャストしました。

LIVEのアーカイブも残っているので、下記リンクよりぜひご覧ください。


最近、釜山日本語教師会や南アジア日本語教育シンポジウムで、過去にやったYoutube LIVEの実践を共有しましたが、改めてやってみて、やっぱり教室を世界に広げ、教室の外側の人と繋げることは良いなと思いました。

2. 世界中の人から応援してもらえる


従来の環境だと、学習を応援してくれるのは基本的にその学校内の人たちや、友達、家族くらいでしょう。

しかし学習のプロセスや成果を世界に向けて披露すると、たとえ自分が直接知らない人だったとしても、世界であなたを見ている人全員が応援してくれるようになります。

これ結構素晴らしくないですか?

昨日は下記の国々の視聴者さんたちからアセスメントを頂きました。本当にありがとうございました。

  • 日本
  • フィリピン
  • オーストラリア
  • メキシコ

この機会がなければライアン君は、一生メキシコやオーストラリアの人からエールをもらうことはなかったかもしれません。

特に彼は1人で半年間勉強してきたこともあり、本当にみんなの応援や励ましが必要でした。私も同僚も時に厳しく時に優しく指導し、なんとか諦めないように励ましながら最後まで共に完走しました。

そのタイミングで、こうやって世界の皆さんからエールを頂けたのは、彼に"本当に日本語勉強してきて良かったな"と思わせた瞬間だったと思います。

LIVEの最後のライアン君からのメッセージでこんな一言がありました。

私は感じました。みなさんの気持ちを、このライブについて

彼がYoutubeとGoogleフォームを通して世界との繋がりを感じ、そしてみなさんのエールがしっかり心に届いてる証拠だと思います。これを言っている時の彼の表情もすごく感情的になっていた気がします(だから僕はあえて突っ込んで茶々入れたんですけどね笑+自分も泣きそうだったからごまかすため)。

3. まとめ

みなさんのおかげで、Youtube LIVEは大成功でした。僕が真に意図していた「日本語を通した世界との繋がり」を彼は感じることができたはずです。

今まで日本語を勉強してきて、教室(学校)外の人と繋がるのは今回がおそらく初めてだったと思います。今後はフィリピンを飛び出し、日本で働く予定ですが、いいリハーサルになったのではないでしょうか。

僕も彼の当日のパフォーマンス、みなさんからのアセスメントを読んで、学校としても個人としても自信を持って送り出せるなと確信しました。

ライアン、がんばれ!世界がお前を応援してるぞ!

自己紹介

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フィリピン🇵🇭の語学学校で日本語・英語教師をしています。 日本語教育、言語教育、教育一般を中心に記事を書いています📝 I am Japanese/English teacher in the Philippines🇵🇭 I am writing my blogs from the point of view of a teacher📝 Theme I write is about "Language Education", "General Education" but sometimes other things✌️

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