1. はじめ
今日は仕事でとある養成講座で講演会を行いました。そこでタスクベースとか行動中心アプローチとかビリーフとかについて色々話してたのですが、話しながら整理がついたことがあったので、ブログでも書き留めておきます。
2. よくある日本語教師側のビリーフ
これから話すビリーフは、特に新人日本語教師や、養成講座受講中の受講生に見られますよね。
日本語教育に飛び込むまでは、"私たちが受けてきた英語教育の日本語版でしょ?"と思う人が多いと思います。
文法を積み上げて、音読してみたり、穴埋め問題したり、ドリルやったり等々…
3. ビリーフは仕方ないこと
自分の外国語学習の経験が指導に反映されやすいのって普通のことだと思います。
だって日本の英語教育だけを受けてきて、語学学習経験も特に無く、知識もない人が、行動中心アプローチやタスクベースのような場面や行動が紐付いた指導法をやり出すことはほぼないですよね…
だからほとんどの人は自分の外国語学習の経験に頼るしかないんですよね。
4. ビリーフの逆応用?
もちろんある程度経験を積んでいけば、理論と実践を一人で行き来できるようになったりするんですが、養成講座受講してる人や新人日本語教師にとっては、難しいかもしれません(時間的にも内容的にも)。
自分の学習経験が指導に反映されるのであれば、
指導に反映させるために、色んな教え方で教わる学習経験を積めばいいのでは?
と、さっき講演会で話しながら、整理がついたんですね。
僕もそれが理由でタガログ語学習やってたりしてたんですが、みんなにそれなりに説明できるレベルまで言語化することができました。
5. まとめ
習うより慣れろとも言えるのかもしれないのですが、まぁ一度自分が体験しておくことで損することはないでしょう。むしろ理論だけでは見えなかった何かが見えるチャンスもあります。
その養成講座も業界シェアNo1の例の文型積み上げのテキストで教育実習をやってるみたいです。
自分が今までやったことなかった方法での学習経験を積んで、指導にも反映できるようにするということも含め、それを実現できるうちのタスクベースの英語コースも今日の講演会で紹介しました。
引き出しの多い日本語教師が輩出されることを楽しみに待っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♂️
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