1.はじめ
2月1日からN3(N4→N3)クラスが開始しました。学習者の数は15人です。私は少人数クラスより大人数クラスの方が好きだし、この人数で対面でやったらもっと楽しいんだろうな〜といつも学習者とぼやきながらクラスをやっています😭
1週目+学習者同士も知らないという環境だったので、「お互いを知る」「居心地の良いクラスを作る」をメインに授業をやりました。
2.やっておいて良かったこと
最初の3日間は日本語のウォームアップも兼ねて、日本語を使った易しいアクティビティを中心に行いました。
アクティビティでは様々なオンラインツールを使い、今後多用するであろうオンラインツールの使い方にも慣れてもらいました。
ちなみに使ったオンラインツールは、
- Padlet
- Flipgrid
- Quizlet
- GoogleSlides
- GoogleSpreadseets
です。
結果として、これらを先にしっかりやっておいてよかったなと思っています。
学習者同士での学びや教え合いを最大限に発揮するためには、やはり学習者同士の関係が重要になります。教師が闇雲にペアワークにしたり、グループワークにしたりして発揮できるものではないと思います(学習者同士が気を遣い合ってしまっていては、教師がイメージしている相互学習は期待できないと思います)。
オンラインツールに関しても先に色々遊びながら、時間・気持ちの余裕がある時にやっておいてよかったと思います。これから新しい日本語を学んでいくことは既に学習者にとって負担が大きいのに、こっちがよかれと思って導入したオンラインツールのせいで余計な負担をかけてしまう可能性もあると思います。
あとは #スマート面談 という名の個人面談も行いました。学習者からの評価も高く、私も学習者それぞれの要望や問題を聞けたので、今後も続けてやっていきます。
3.失敗・改善策
どっちかというと個人的にはこっちの振り返りをしたいです。
即改善しないといけないのは、課毎のグループワーク内容です。
私が前のクラスでやっていたこと+このクラスの学習者からの要望を、そのままこのクラスでもやってみましたが思っていたようにはなりませんでした。
具体的に言うと、こんな感じです。
- 事前に担当の文型を調べておく
- 当日グループに分かれて、担当した文型を同じグループのメンバーに(日本語で)教える=先生役
- 問題練習
2のところをブレイクアウトルームを回りながら見ていたのですが、かなり認知的負荷が大きかったようです…。
前のクラスの学習者はフィリピンの最高学府であるフィリピン大学の学習者だったんですね。今回の学習者はバラバラの大学を出ていて、フィリピン大学出身の人は1人もいません。
誤解しないでほしいのは、前のクラスの学習者たちと比較して、知能的に見下している訳ではないです。彼らにとって2の活動は認知的負荷が大きすぎたという事実を改善しないと・・・と思っているんです…。
確かに東大生と同じ方法、レベル、量で某私立大学出身の俺がついていけるかというと、やっぱり難しいかな〜と🧐😅
4.まとめ
「(日本語で)文型を教え合う」という2の活動の目的は「文型を理解する」「教えることで更に理解を深める」「日本語で説明することで日本語を鍛える」だったので、目的・1人でできること・授業でしかできないことを整理して、2週目(もう明日だけど)も頑張ります。
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